Interactive Library for Notes

Notes上のデータをもっと自由に使いたい

Interactive Library for Notes


Lotus Notesに蓄積されたデータをさまざまなアプリケーションで活用するための汎用ライブラリ

概要


Interactive Library for Notesは、Lotus Notesに蓄積されたデータをさまざまなアプリケーションで活用するための汎用ライブラリです。

使用に際しては、アプリケーションの場所やOS・実行環境等を意識する必要​はありません。Interactive Library for Notesは特定の製品・ベンダーに依存しないため、お客​様は各々の利用シーンに応じて.net / Java / Webの各ア​プリケーションからLotus Notesのデータを自由に活用することが可能です。

Interactive Library for Notesは、Lotus Notesと新システム間の双方向においてデータの読み出し / 書き込みを実現します。そのため2つのシステムを並存利用した場合においても、データの整合性を保つことが可能です。

またLotus Notesをリプレイスする場合、Interactive Library for Notesを利用することによって、

  • 全社一斉にシステムをリプレイスする必要がなくなり、リスクを見極めながら徐々に作業を行うことができる
  • リプレイスにかかる費用を抑制、または分散させることができる
  • 社員教育等にかかる負担を分散することができるため、日常の業務遂行に支障が出にくい

といったメリットがあります。

利用イメージ


Interactive Library for Notesは、「Lotus Notesを移行する・しない」の2択ではなく、「無駄にしない」という新たな選択肢をご提案します。
フェードアウト
 フェードアウト

Notesをすべて新システムへ移行

既存のLotus Notesのデータを部門単位・プロジェクト単位で徐々に移行し、最終的に新システムにすべて移行することができます。

フェードアウト+一部平行稼働
 フェードアウト+一部平行稼働

Notesを一部残しながら新システムへ移行

既存のLotus Notesのデータを徐々に移行しつつ一部のデータをLotus Notesに残し、新システムと平行的に稼働することができます。

Notes・新システム平行稼働
 Notes・新システム平行稼働

新システムを構築し、Notesのデータを利用

既存のLotus Notesはそのまま使用し、Lotus Notesのデータを新システムで利用することができます。

特長


Interactive Library for Notesは、以下の機能を備えています。

  •  WCF Webサービスに対応
  •  各DBに設定されているアクセス制御リスト(ACL)が取得可能
  •  旧バージョンのLotus Notesに対応
  •  添付ファイルも参照可能
  •  Lotus Notes内の文書へ直接アクセスするためのアドレスを「識別子」の形式で提供
  •  汎用検索機能を実装

Interactive Library for Notesは、Microsoftが提供するWCFを利用したWebサービスのインターフェースを装備しています。これにより、システムの場所やOS、実行環境等を意識することなく、多様なアプリケーションと接続することができるようになります。
もちろん直接.NETからInteractive Library for Notesを使用し、アプリケーションを開発する事も可能です。


Interactive Library for NotesはLotus Notesの各DBに設定されているアクセス制御リスト(ACL)を取得することができます。また各文書の権限に関しては、作成者フィールド、読者フィールド等の設定値が取得可能。これにより、新システムにおいてもLotus Notes上で設定された文書に対する制御をほぼ同様に行うことができます。


Interactive Library for NotesはLotus Notesのバージョン5以上に標準対応。既にサポートが終了しているバージョンであっても、新しいシステムからデータを利用することが可能です。

※ NotesクライアントはR7.x以降(R8.5を推奨)が必要です。


Interactive Library for Notesを利用することにより、新システムからLotus Notesに保管されている添付ファイルをファイル名もそのままに参照することができます。

※ 変更したファイル等を書き戻してLotus Notesに上書きを行うことはできません。


Interactive Library for Notesは、新システムからLotus Notes内の文書に直接アクセスするためのアドレスを「識別子」の形式で提供します。そのため識別子を生成するためのプログラムを新たに作成することなく、新システムからNotesクライアントを経由してダイレクトに文書を開くことが可能になります。

※ 文書を開くためには別途NotesクライアントまたはNotes Web Accessが必要です。


Notes式をパラメータとして設定する事で汎用的な検索が行えるようになりました。
Notes式の知識がそのまま活用できるため、例えば日付による指定日以降の差分取得も簡単に行うことができます。

構成


構成
  •  既存システムのNotesクライアントとInteractive Library for Notesは1対1の関係
  • Notesクライアントに付与されている権限はInteractive Library for Notesで利用可能。(Notesクライアントに付与されている権限が、実際にDBへアクセスする際の権限となります)

  •  Interactive Library for Notesに対し、Lib.クライアントは複数接続可能
  • Webサービス経由でアクセスする際には、ユーザ数分のLib.クライアントが必要となります。.NETアプリケーションとして直接ライブラリを利用する際にはLib.クライアントは必要ありません。

    (*1)
    対応するRDBはMicrosoft SQL Serverです。その他のRDBについては別途お問い合わせください。

Lotus NotesからRDBへの移行・同期


[ RDBへの移行イメージ ]
RDBへの移行・同期
  •  RDBへの移行・同期

    Interactive Library for Notes Ver.3では、オプションのRDB Adapterを利用することにより、Notes DBの全データをRDB(*1)に移行することができます。
    データの移行をサポートする設定ツールも標準で添付されています。
    またNotes DBの文書が更新されると、自動的に差分をRDB(*1)に書き出します。

  •  RDBが接続できるアプリケーションからデータを自由に利用

    RDB Adapterを利用してRDB(*1)に移行されたデータは、元のNotes DBを意識する必要は一切ありません。

(*1)
対応するRDBはMicrosoft SQL Serverです。その他のRDBについては別途お問い合わせください。

[ Lotus Notesと移行後の画面例 ]
Lotus Notesと移行後の画面例
  •  リッチテキストを反映

    RDB AdapterはNotes DBをRDB(*1)に移行する際、リッチテキストをそのまま反映することができます。

  •  RDB ⇔ Notes DBの双方向で書き込みが可能

    RDB上のデータを修正した場合にNotes DB上の対応する文書に反映させる(*2)ことが可能です。
    これにより既存のNotesを無駄にすることなく、自由に最新のアプリケーションを利用することが可能になります。

(*1)
対応するRDBはMicrosoft SQL Serverです。その他のRDBについては別途お問い合わせください。

(*2)
RDBからNotes DBへ書き込みを行う場合、リッチテキストの反映には制限があります。詳細はお問い合わせください。

動作環境


  1. Interactive Library for Notes

     .NET Framework 3.5以降が正常に動作する環境

     最小でもNotesクライアント1ライセンスが必要

     WCF Webサービスを利用するためには、Microsoft IIS 6.x以降が必要

  2. Lib.クライアント

     .NET Framework 3.5以降が正常に動作する環境

ライセンス価格


  1. 実行ライセンス
    Interactive Library for Notes
    1,500,000円(税別)
  2. オプションライセンス
    RDB Adapter(*1)
    300,000円(税別)
  3. 保守
    年間保守サービス
    ライセンス標準価格の20%(税別)

(*1)
対応するRDBはMicrosoft SQL Serverです。

 Interactive Library for Notesは、接続するNotesクライアント(IBM)のライセンス数分必要です。

 保守はメールにて受け付けます。なお対応は弊社営業日の10:00~18:00となります。

Q&A


Interactive Library for Notesに関するご質問とその答えをご紹介いたします。

  •  Lotus Notesで設定されているACL情報の取得は可能ですか?
  •  Lotus Notesのクライアントのユーザーを偽装することは可能ですか?
  •  例えばMicrosoft Office SharePoint ServerにおけるユーザーとNotesのユーザーとのマッピングは どのように考えれば良いのでしょう?
  •  Interactive Library for Notesで取得したデータのデータ型を取得することは可能でしょうか?
  •  Library Client側から接続先のInteractive Library for Notesを変更することは可能でしょうか?
  •  Interactive Library for NotesはNotes文書のフォームの移行ができるのでしょうか?
  •  リッチテキストの表現は取得可能でしょうか?

ACL情報の取得は可能です。取得できる情報は、主なものとして「ユーザーの種類」、「アクセスレベル」、「アクセス権限」等です。


Lotus Notesから提供されているNotes CAPIには実行中にユーザーを切り替える機能が無いため、偽装はできません。
それぞれ必要なアクセスコントロールを付与されたNotesクライアントを用意していただきそのクライアントを介してアクセスすることになります。


Lotus Notesから提供されているNotes CAPIには実行中にユーザーを切り替える機能が無い為に、それぞれ必要なアクセスコントロールを付与されたノーツクライアントを用意していただきそのクライアントを介してアクセスすることになります。
その際、MOSS等のアプリケーションからはMOSS側のユーザーがどのNotesのクライアントを利用するかを制御するように作りこむ必要があります。


可能ですが制約事項があります。
現状のInteractive Library for NotesにおいてはNotesからデータ型を取得する際対象となっているデータ項目にデータが入っている事が条件となります。対象となるデータ項目にデータが存在しないとNotesからデータ項目が取り出せないためです。


Library Clientは設定されたInteractive Library for Notesに接続するようになっています。
Library Client側からプログラムが動的に指定したInteractive Library for Notesへ接続する機能は実装していません。(実装には、別途工数が必要です。)


Notesの内部的には、フォーム、View、文書も全て”Notes文書”として格納されています。 Interactive Library for Notesは内部が三層構造になっており、上位のWebサービスのレイヤーではそれぞれを区別なく返すようになっておりますが、下位のC++のレイヤーではフォーム、View、文書の区別をしていますので必要に応じてWebサービスのレイヤーに実装は可能です。
なおフォームの移行ツールに関しては弊社では提供しておりません。取得した文書をXHTMLの形式で提供しますのでXSLTを記述することによって静的文書(HTML)への変換やXAMLへの変換によりアプリケーションからの利用も考えられます。


Interactive Library for Notesは、Notes文書のデータを読み出す際には、ほぼ同等のレイアウトになるようXHTML形式でマークアップされます。
色や文字の大きさに関しても可能な限り近くなるようにしていますが、Notes文書からXHTML形式へ変換する際に色や文字、文字の大きさなどは全てHTMLの形式に変わるため、元の文書と全く同じ表現にならない事があります。

導入事例


スマートインサイト株式会社様

Interactive Library for Notesは特定の製品に依存しない汎用のライブラリなので自由がきき、SMART InSightに都合の良い形でNotesのデータを提供してくれます。またライブラリ単体の製品なので、価格も安い。それが採用の大きな理由です。

スマートインサイト株式会社は、新たな次元の戦略的な情報活用を支援するサーチアプリケーション「SMART InSight」でNotesDBを検索対象にしたいという要望に応えるために、Interactive Library for Notesを採用しました。

なぜInteractive Library for Notesを選んだのか、その理由と効果を、リサーチ&デザイングループ ゼネラルマネージャー 池内誠 氏、プロダクトマネジメントグループ ゼネラルマネージャー 中川敏明 氏、マーケティンググループ 溝端直記 氏に伺いました。

([左]:プロダクトマネジメントグループ ゼネラルマネージャー 中川敏明 氏、[中央]:リサーチ&デザイングループ ゼネラルマネージャー 池内誠 氏、[右]:マーケティンググループ 溝端直記 氏)


SMART InSightは部門やシステムの垣根を越え、様々な情報、経験、知識を360°捕捉するエンタープライズアプリケーションとして、2004年より開発、販売を開始し、今日に至るまで、企業の製品力、顧客力、情報力を向上させるソフトウェアとして多くの大手企業様に採用されてまいりました。

2013年10月4日、同事業はウチダスペクトラム株式会社より新設分割されスマートインサイト株式会社として活動を開始いたしました。スマートインサイト株式会社はクラウドやビッグデータ市場での製品展開や海外事業にも着手し、拡大、多様化する情報の有効活用を図るアプリケーションソフトウェアをご提供してまいります。


  •  情報活用アプリケーション「SMART InSight」とは
  •  抱えていた課題…「コア以外の機能は開発が後回しになってしまっていた」
  •  Interactive Library for Notesが選ばれた理由(1)…「ライブラリの自由度」
  •  Interactive Library for Notesが選ばれた理由(2)…「ACL・ロールへの対応」
  •  Interactive Library for Notesで何のメリットを得られたのか
  •  「SMART InSight」のこれからの展開と将来

  •  「SMART InSight」とは、どのような製品ですか?

    SMART InSightは既存のシステム環境からタイムリーに必要な情報を入手できていないと感じられている方々の為の情報活用アプリケーションです。既存のビジネスインテリジェンス製品やデータベースと異なり、検索テクノロジーを使っているため、社内外を問わずどのようなデータの組み合わせでも、個々のデータ間の関連付けを行うことで、より高度な次元の可視化を実現します。

  •  どのようなお客様にご利用いただいていますか?

    本田技研工業株式会社、株式会社本田技術研究所、キヤノン株式会社、株式会社ニチレイ、JAXA、ムーディーズ・ジャパン、LIXIL、一淘网(イータオ)をはじめ、数多くのお客様に導入実績があります。


  •  データソースがLotus Notesであることに対し、どのような課題を抱えていましたか?

    SMART InSightで、NotesDBを検索対象にしたいという要望に対し、検索に必要なNotesDB内のドキュメントデータをACL情報とともに抽出することに苦労していました。

  •  自社でコネクターを開発しようとはしなかったのですか?

    確かにNotesDBのデータを抽出するためのコネクターを自社開発するという方法もあるでしょう。しかし当社では、コア以外の機能は開発が後回しになってしまっていました。

  •  具体的には、どういった理由でしょうか?

    Notesに関する知識を持った専門家が豊富に社内にいれば、問題は解決できるかもしれません。しかし社内でそのようなスキルを持った者は少数で、仮に専門家を育成しようとすると人的にもコスト的にも大きな負担になります。そもそも当社はNotesの導入コンサルをしている訳ではなく、検索対象の一つとしてNotesがあるということだけなので、開発に見合うNotesの専門家を社内に置くメリットはありませんでした。

    Notesから抽出したデータをインデクシングするというところは当社でさまざまなノウハウがあるので、そこには全く問題はありません。当社が欲しかったのは、バージョン等を気にせず、SMART InSightが使える形でNotesのデータを取り出すことでした。


  •  いろいろ製品がある中で、どのような製品を検討されましたか?

    あまり他社製品には検討できるものはありませんでした。

  •  それはなぜでしょうか?

    他社のEAIツールでもNotesDBを対象にしたものはありました。しかしそれはそのEAIツールでの使用を前提としたコネクターであり、SMART InSightで採用するにはさまざま制約がありました。

    SMART InSightに組み込む際には、ある程度「自由度」が必要です。モザイクのInteractive Library for Notesは特定の製品に依存しない汎用のライブラリなので自由がきき、SMART InSightに都合の良い形でNotesのデータを提供してくれます。またライブラリ単体の製品なので、価格も安い。それがInteractive Library for Notesを採用した、大きな理由です。

    他社のEAIツールは当社にとって不要な部分もパッケージとして提供されていたことから価格が折り合わず、またSMART InSightが取り込みたい項目を全て抽出できませんでした。


  •  他社製品ではSMART InSightが取り込みたい項目を全て抽出できなかったのですか?

    NotesDBを使用しているお客様によく聞かれる事として、「ACL(アクセス制御リスト)」や「ロールへの対応」があります。

    NotesODBC等では対応できないそれらの情報も、Interactive Library for Notesならきちんと取得できる。特にロールに関してはそんなに件数が多いわけではないけれど、それがキーになる案件では「SMART InSightはロールの情報も取得できます」と言うことができる。これは大きなアドバンテージになります。


  •  Interactive Library for Notesを採用されて、どのようなメリットがありましたか?

    nteractive Library for Notesのメリットは、以下の通りです。

    •  Interactive Library for Notesは製品の品質がよく、検索の安定性が増した。
    •  お客様のご要望に合わせた製品カスタマイズなども柔軟に受けられるようになった。
    •  モザイク社はお客様の立場をよく理解いただいており、戦略的な価格設定ができるようになった。

    Interactive Library for Notesによって、SMART InSightは活躍の場を広げることができました。今後は一層の飛躍を目指し、新たな展開をしていきますので、これからもよろしくお願いいたします。


  •  「SMART InSight」のこれからの展開についてお教えください。

    弊社ではビッグデータアナリティクスからアクションにつなげることを最大の目的としたビジネスアプリケーションを開発いたしました。これまでのオンプレミスのバージョンに加え、手軽に利用を始められるクラウドバージョンやビッグデータ分析・可視化を推進するバージョンを展開してまいります。

    弊社のビックデータ×クラウドビジネスアプリケーションが、「ビッグデータとビジネスの橋渡し役」として、お客様のビジネスをさらに飛躍させますので、ぜひご期待ください。

  • ——— お忙しいところ、どうもありがとうございました。